貯金の基本は収入ー支出をプラスにすること!では、あなたは自分の収入・支出を把握していますか?収入は給与明細を見ればわかりますが、支出を把握している方は少ないのではないでしょうか。
支出を把握するにはやっぱり、日々の支出を記録しておく家計簿が有効!あなたは家計簿をつけていますか?
私も過去何度も家計簿を挫折しています。学生時代のおこづかい帳も含めれば10回以上途中でやめています(汗)ズボラだから家計簿なんて無理!って思っていたのですが、支出を把握したくて半年前から「新しいやり方」で家計簿を始めました。
するとびっくり!家計簿は三日坊主が定番だったのに、このやり方にしてからちゃんと家計簿が続けられています!途中で面倒になるかと心配していたのに、最近では家計簿タイムが楽しくなっているほど!
今回は、家計簿をつけるメリット、ズボラでもできる家計簿のつけ方を紹介します。必要なのはスケジュール帳とペン・シールだけ!気が向いた時にすぐに始められるので、家計管理に不安がある方はぜひチェックしてみてください!
目次
家計簿を書くメリットは?

なぜ家計簿をつけるのか?目的がなければやる気なんておきませんよね。このサイトを見ているということは、あなたは少なからず家計について気になることがあるはず・・・
家計簿をつけることで、このようなメリットがあります!
・不要・過剰な支出がわかる
・収入の範囲内で生活できるようになる
・未来がイメージできるようになる
→その結果「なんとなく不安」がなくなる!
老後2,000万不足とか言われて「うちは大丈夫かな?」「なんとなく不安だな・・・」と思っていませんか?その不安の原因は「今の状態が把握できていない」ことなんです!未来は誰にも分かりませんが、今は自分が知ろうと思えば知れるんです。家計簿をつけることで今のお金の流れがわかり、漠然とした不安が和らいでいきます。今を知ることで未来を想像することができるようになりますよ。
では、それぞれの内容を深掘りしていきましょう。
不要・過剰な支出がわかる

家計簿をつけて一番驚いたのは「使いすぎた」「これはいらなかったな」が結構多いこと。必要と思って買ったはずなのに、少し時間をおいて振り返ると「不要だった・・・」と気づく支出が思った以上にあるんですよね。
例えば、職場での飲み物代。100円程度なので気軽に買いがちですが、月に換算すると2,000円とかになってるんですよね。それを水筒+浄水器の水にチェンジすれば、支出はほぼゼロになります!年間だと24,000円も支出を減らせます。お茶やコーヒーを持参するとしても、毎回自販機を使うよりも支出が減りますね。しんどい節約よりも、こういう簡単にできる節約の積み重ねが大事なんです。
収入の範囲内で生活できるようになる

家計簿をつけるときに絶対意識したいのは「収入の金額内で生活する」こと。もっといえば「収入から貯金したい分を除いた金額で生活する」のがベストです!そうすれば自動的に貯金できるので、ボーナスはまるごと貯金や投資に回したり、家電の買い替えや子供の学費など特別な支出にあてることができます。
未来がイメージできるようになる

家計簿をつけておけばいつでも過去の出費を振り返ることができます。過去を振り返ることで未来の出費をイメージできることって結構あります。例えば、3月は新年度準備でお金がかかる・5月は税金で出費増えるなど、具体的なイメージがしやすくなるんです。必要な生活費がわかれば、未来の出来事に備える余裕も出てきます。特に子育てをしていると、ある程度時期が予想できる出費って多いです。
そういったときに家計簿をつけていれば「普段の生活はこの金額で可能だから、〇〇までに〇〇円ぐらい貯められる!」とイメージしやすいんですよね。これが結構大事!
不安に思う一番の理由は「よくわからない」からなんです。わからないから不安になって、わからないから心配する。まずは普段のお金の動きを知ることから始めましょう。
ズボラでも続く!簡単家計簿のやり方

いよいよズボラでもできる家計簿のつけ方を紹介します!家計簿を続けるのに重要なのは「簡単に始められること」と「続けたくなる仕組み」!手書きも家計簿アプリも全然続かなかった私が、すでに半年も続けられている方法です。面倒くさがりで家計簿が続かない方こそ試してみてくださいね!
スケジュール帳とペン・シールがあればOK!
家計簿をつけるのに必要なのは、スケジュール帳とペン・シールだけ!この3つがあれば誰でも簡単に家計簿を始められます。スケジュール帳はマンスリーでOK。私は100均で買った卓上カレンダーを使用しています。
スケジュール帳がない方は普通のノートでもOKですが、経験上ズボラさんには少しハードルが高いのでおすすめしません。自力で線ひいて日付書いて・・・って想像するだけで、私なら絶対続かないと言い切れます(笑)スケジュール帳は100均でも買えるので、ちょっと出費してでも用意しちゃった方が続けやすいと思います。買ったからにはやらなきゃ!と気合も入りますよ。
家計簿のルールは2つだけ!

この家計簿のやり方はとっても簡単です。ルールはたった2つ!
ズボラでも続けられる家計簿のルール
1.買い物した日はスケジュール帳に金額を書き込む
2.買い物していない日はシールを貼る
以上です!毎日こつこつ書いても良いし、週末にまとめてもOKです。あまり長期間書かずに放置すると書くのが嫌になっちゃうので注意!私はお財布の整理ついでに、毎日レシートを取り出してパパっと書いてしまいます。ちなみにお財布は下の薄いものに変えました。

キャッシュレス派ならぜひおすすめしたいスマート財布!これならレシートも詰め込めないので、自動的に「整理しなきゃ」と思えていいですよ。
続いて、家計簿の書き方を見ていきましょう。
記入するのは変動費だけ!
この家計簿で記入するのは変動費だけでOKです。
支出には食費など毎月変わる支出(変動費)と家賃・通信費など毎月ほぼ同じ支出(固定費)があります。全部書いてもいいのですが書くことが増えると面倒ですよね・・・なので、この家計簿では変動費のみを記入していきます。
書き方は「食費 〇〇円」や「ファミレス 〇〇円」など自分がわかればなんでもOK!あとで見た時に何に使ったかざっくりわかれば十分です。
固定費は名前の通り毎月の変動がほとんどないので、家計管理上スルーしても問題なし。でも、固定費が高い=常に家計が圧迫されている状態なので、この機会に見直しはしておきましょう。

固定費も合わせて管理したい方や余力がある方は、枠外にまとめて書いておくのがおすすめ!月に1回でいいので固定費をまとめて記入しておけば、毎月の全体の支出がわかるので便利です。
★最重要★支出ゼロの日はシールを貼ってやる気UP!
この家計簿がズボラでも続けられる秘密は「お金を使わなかった日にシールを貼る」こと!
通常の家計簿ではお金を使わなかった日には何も書きません。しかし、この家計簿ではお金を使わなかった日=ノーマネーデーに注目!シールを貼ってお金を使わなかった日を目立たせることで「お金を使わずに過ごせた!」と実感できます。
しかもマンスリーのスケジュール帳を使っているので、1か月のうちに何日お金を使わずに生活できたかが一目でわかります。成果が目に見えるので「もっとシールを貼りたい!=出費をセーブしよう!」という気持ちになるんです。
これが結構効果的で、家計簿を書くのが面倒→楽しいに変わるのでストレスなく続けられますよ。
家計簿初心者が知りたいQ&A

次に、家計簿を書くときに迷いがちなポイントを解決していきます!
費目分けって必要?

細かい費目は不要!自分がわかればOKです。
家計簿で悩むことといえば「費目」!市販の家計簿を見ると、食費や日用品費・交通費・被服費・交際費などさまざまな項目があります。これに当てはめようとすると結構大変!
なので、この家計簿では面倒な費目分けはなしでOK!支出の傾向を知りたい方は、オリジナルで設定しましょう。ちなみに私はこのようにしています。
1.食費
2.外食費
3.嗜好品(酒・お菓子・コーヒーなど)
4.日用品費
5.旦那
6.妻
7.子供
8.薬代・病院代
9.特別費
私にはこの9項目が使い勝手が良くて迷わず分けられるので便利です。食べ物に関する支出を1~3の3つに分けたのは、何に使っているのかを細かく見たかったから。こうやって分けると「外食多すぎ!」「夫のビールやコーヒー代高すぎ!」などの問題点がわかりますよ。もちろん夫にも見せてプレッシャーを与えています(笑)
5~7は個人のための支出で、服や化粧品代・美容院代・スマホ代・趣味の費用などをここに入れています。7.子供には、おもちゃや保育園で使う物品も含めています。
9.特別費は他の項目に入らないもので、最近ではレジャー代やプレゼント代や宅配便の料金などを入れました。
番号を振っておけば、家計簿に書く時にも便利です!「① 〇〇円」「⑨プレゼント 〇〇円」のように書く内容をコンパクトにまとめられます。
項目分けしておけば、月ごとの集計ができるのもメリットです!項目ごとに毎月いくら使ったかを集計しておけば、月ごとの変動がわかるので「来月はこの項目を減らそう!」など作戦を立てることができます。家計簿の内容を未来の支出管理に活かせるので、余力がある方はぜひ項目分けをしてみましょう!
カード払いや電子マネーはどうする?

カードや電子マネーでの買い物も現金と同じように支払うたびに記入していきます。あくまでも「日々どのくらいお金を使っているのか」を知るための家計簿なので、実際にいつ引き落とされるのかは無視!(笑)
マメな人は、カードの引き落とし日やチャージのタイミングで書きたいかもしれませんが、何に使ったかわからなくなってしまいがち。使うたびに記入するのがわかりやすいし間違いにくいですよ。
家計簿に慣れたらやりたいこと2つ

ズボラでもできる家計簿は、単体でも十分支出管理に役立ちます!ですが、あわせてやっておくとさらにしっかり家計管理ができる方法が2つあります。余裕ができたらぜひチャレンジして見てくださいね。
グラフにしてわかりやすく比較する!

手帳への記入+ノーマネーデーのシール貼りだけでも十分節約意識は高まりますが、余裕があればグラフ化しましょう。費目ごとにエクセルにまとめるのがおすすめです。
エクセル化すれば簡単にグラフが作れるので、週や月ごとの推移も一目瞭然です。合わせて家賃や光熱費などの固定費も記入すれば、ひと月でかかる生活費の全容がわかりますよ!
3ヶ月ごとの貯金簿で資産全体を把握する

家計簿に慣れてきて余裕があれば、3ヶ月に1回で良いので貯金簿をつけるのもおすすめです。資産全体を確認できるので、将来に向けてやるべきことがさらに明確になりますよ。詳しくは「家計簿より簡単!月1回の貯金簿で家計改善!」をチェックしてください。

まとめ
今回はズボラでも続けられる家計簿の書き方を紹介しました。ルールはたった2つ!
ズボラでも続けられる家計簿のルール
1.買い物した日はスケジュール帳に金額を書き込む
2.買い物していない日はシールを貼る
家計簿は支出の状態を知るためのものなので、この先一生つけ続ける必要はありません。自分たちの支出ペースを知るために、1か月でもよいので気軽に始めてみてはいかがでしょうか?
質問やわかりにくいところがあれば気軽にお問合せくださいね!あなたが家計の不安なく過ごせるようになることを願っています。