ルンバとブラーバ(ブラーバジェットも!)気になるけどどっちがいいのかわからない!というあなたに向けて解説します。
目次
結論:あなたにあうお掃除ロボットはこれ!

掃除の手間を格段に減らしてくれるお掃除ロボット。お掃除ロボットに求める機能と部屋の状況から、あなたにあうお掃除ロボットはどれなのかお教えします!
今回は、irobot社のお掃除ロボット「ルンバ」「ブラーバ」「ブラーバジェット」の3種類から選びます。
●こんな人にはルンバが最適!
・部屋の床は畳・ラグ・カーペットだ
・自動で掃除機をかけてほしい
・とにかく掃除は丸投げしたい!
●こんな人にはブラーバが最適!
・部屋の床はフローリングだ
・自動で床を拭いてほしい
・部屋が広い
・定期的に掃除できる
●こんな人にはブラーバジェットが最適!
・部屋の床はフローリングだ
・自動で床を拭いてほしい
・部屋が狭い・ものが多い
・小さい子供がいる
・掃除をさぼりがち
自分に当てはまるもの項目が多いものが、ズバリあなたにあうお掃除ロボットです。
これらの項目を踏まえて、我が家ではブラーバジェットを選びました!その結果、掃除がグッとラクになって、余裕時間を家族と過ごしたり、自己投資・リフレッシュに使えています。詳細は「ブラーバジェットのメリット・デメリット【時短家事】【床が気持ちいい】」でも紹介しています。

どのお掃除ロボットがあなたにあうのかをより深く知るために、それぞれの違いや特徴をみていきましょう。
ルンバとブラーバの違い

ルンバとブラーバの違いって何かわかりますか?どちらも自力で動いて掃除してくれるのは一緒ですが、やってくれる役割が違います。
一言でいうと、ルンバは自走式掃除機・ブラーバは自走式モップ!
ちょっとイメージできましたか?では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ルンバの特徴

ルンバは自分で動く掃除機です。スイッチを押すだけで部屋中のゴミを吸ってきれいに掃除してくれます。アプリでの操作も可能なので、外出中に掃除をしておくこともできますよ。
ブラーバにはないルンバのメリット・デメリットをチェックしましょう。
ルンバのメリット
●掃除機をかけるよりも”くまなくキレイに”掃除できる

すみずみまで掃除機をかけてるつもりでも、意外と部屋の隅や家具の回り・奥まった部分にはチリやホコリが残っています。でも、ルンバならクリーニングブラシで隅にあるゴミもかき出せるので、すみずみまでキレイになります。かき出したごみは強力な吸引力で吸い込んでくれるので、微細なハウスダストもしっかりとキャッチ!空気も汚さないので、小さな子供がいても安心です。
●畳やカーペット・ラグにも使える!

ルンバは、フローリングはもちろん畳やカーペット・ラグにも使えます。2cm程度の段差なら乗り越えられるので、お部屋の一部分だけラグなどを敷いている場合も問題なし!AIが同じ箇所を複数の方向から何度も掃除してくれるので、ペットの毛など細かいものもしっかりと吸ってくれて、ゴミの吸い残しも格段に減ります。
●スケジュール設定すれば起動すらも不要になる!

ルンバは、あらかじめスケジュールを設定しておけば、決まった時間に掃除してくれます(i7/900/e5シリーズ)。
掃除機をかける手間が減るどころか、毎回自分で起動する必要すら無し!スケジュールにあわせて勝手に掃除をしてくれるので、いつも部屋をきれいに保てます。外出中に運転することもできるので、部屋に帰る頃には掃除完了!なんてことも可能。子供やペットと出かけているうちに運転すれば、邪魔されたりルンバを怖がって泣き出すこともありません(笑)
●自動で充電ベースに戻って充電してくれる

ルンバは、充電が少なくなると自分で充電ベースに戻り充電します。しかも充電が完了したら、自動的に続きから掃除してくれるという賢さ!(i7・900シリーズ)
ブラーバには充電ベースに戻る機能がないので、バッテリーが尽きたらそこでストップ。棚やソファの下で力尽きてしまうとどこにあるのか結構探すことも・・・もはやかくれんぼです(笑)ルンバは探す手間がないのもありがたいですね。
●びっくりするくらい電気代が安い!

ルンバはこんなに高機能なのに電気代は激安!AI搭載で自動的に最適な運転をしてくれるため、電気代は1時間1円程度なんです。通常の掃除機は1時間20円程度なので、なんと20分の1!掃除の手間も電気代も削減してくれるなんてすばらしい・・・ランニングコストが少ないのはすごく嬉しいですね。
ルンバのデメリット
●本体価格が高い!
ルンバはなんといっても本体の金額が高い!例えば、ゴミ捨ての手間も30分の1に削減した最上位機種のルンバi7+は約14万円します。スケジュール機能やWi-Fi対応していない最安モデル(ルンバ643)でも約3万円(どちらも2019年12月現在)。
もちろん価格帯によって機能の違いがありますし買えるなら高いほうが使い勝手はグッとよくなりますが、簡単に14万円出せる人はなかなかいないですよね。
ルンバには毎月定額で使用できるサブスクプランがあります。ルンバ公認のカメラ、家電、ガジェットのレンタル【Rentio】では毎月定額でルンバが使えて、合わなければ途中解約可能です(12か月以内の解約は違約金あり)。3年間の無償保証付きで、3年経過後にはそのルンバをもらえちゃいます。低価格で使えるので挑戦しやすいですよ。
●ピンポイントで掃除できない
ルンバは自走式なのでピンポイントでの掃除はできません。例えば、お米をこぼしたときやお皿を割ったときなど「ここだけ掃除機をかけたい!」と思ったときは困ります。気になる方はハンディタイプで十分なので、もう一つ掃除機があった方が安心です。
ルンバの種類はどんなものがあるの?
ルンバは現行で、i7+/i7/960/e5/643の5つのシリーズがあります(2019年12月現在)。
シリーズごとの違いは、ロボット掃除機 ルンバ公式ウェブサイト→「ルンバ」ページのラインナップがわかりやすいので参考にしてくださいね。
ルンバのまとめ

ほとんどの機種で自動充電・スケジュール機能搭載なので「お掃除はルンバにおまかせ」っていう状態が作れます!
あなたはルンバにたまったごみを捨てるぐらいでOK。ちなみに最上位機種のルンバi7+ならゴミ捨てさえも月1回レベルに減らせます。技術の進歩がすごい。
掃除の丸投げができるので、浮いた時間で他の家事を進めたり、ゆったりすごしたり、子どもとの時間を増やしたり。時間の余裕が手に入って、その上部屋はいつでもきれい!心地よい毎日が送れますよ。
ブラーバの特徴

次にブラーバの特徴を見ていきましょう。ブラーバには大きく分けて2種類あります。通常のブラーバとブラーバジェットです。どちらも床を拭くことに特化したロボットですが、思った以上に違いがあります。
まずはブラーバ・ブラーバジェット共通のルンバにはないメリット・デメリット、次にそれぞれの特徴を見ていきましょう。
ブラーバ・ブラーバジェットのメリット
●水拭きで床のべたつき・くもりが消える!

掃除機だけではとれない床のべたつき。皮脂汚れ・食べこぼしなどとチリ・ホコリなどがくっつくことで発生してます。これを取るには水拭きが一番!ですが、フローリングワイパーや雑巾がけは結構力もいるし、時間もかかるのでなかなかできない・・・
でも、ブラーバならセットしてボタンを押すだけなので、3分もあれば自分の作業はほぼ完了!事前に丁寧に掃除機をかけても、ブラーバのモップは毎回すごく汚れるので驚きます。ブラーバ後の床は輝きが違うし、べたつきゼロ!はだしで歩くのが気持ちいいですよ。
●拭き取りなので花粉・ハウスダストを巻き上げない

掃除機と違い、ブラーバは拭き掃除なので、花粉・ハウスダストを空気中に巻き上げずにとることができます。
ブラーバ・ブラーバジェットのデメリット
●フローリング以外の床は拭けない!
ブラーバは、フローリングなどの凹凸のない床を拭くことに特化したアイテムです。なので、畳やカーペット・ラグの上で運転することはできません。その代わり、フローリングの掃除は完璧にこなしてくれます!AIが最適な運転をしてくれるので、拭き残しの心配もないです。
●ゴミを吸う機能はないので掃除機掛けは必要
ブラーバは床を拭くことに特化していて、床のゴミを吸ってくれる機能はありません。なので、ブラーバとは別に掃除機がけが必要です。基本的には掃除機がけ→ブラーバの順で掃除しましょう。
続いて、ブラーバ・ブラーバジェットそれぞれの強みを見ていきましょう。
ブラーバの強み
ブラーバは390jというモデルになります。
どんな強みがあるのか確認しましょう。
●ブラーバはより広い部屋でも使える

●ブラーバの清掃範囲
ウェットモード 20畳 ドライモード 56畳!
●ブラーバジェットの清掃範囲
ウェットモップモード 12畳 ダンプ・ドライスウィープモード 15畳
ブラーバの方が圧倒的に清掃可能範囲が広いです。
広い部屋に住んでいる方、一度ですべての部屋を掃除したい場合はブラーバがおすすめ。
ブラーバジェットの場合は、部屋をいくつかのエリアに分けてそれぞれ運転する必要があります。
●ブラーバの方が静音性が高い

ブラーバジェットは水の噴射のモーター音がなかなか大きめ。
ブラーバの方が運転音は小さいです。
なので、子どもが寝ているときや夜間でも気兼ねなく運転できます。
●ランニングコストが低い

ブラーバは、本体に付属する専用クロス(洗濯可能)をパッドに取り付けて運転します。使用後洗濯すれば再利用できるので、クロスを買い替える頻度が少ないです。
しかも、ブラーバには市販のフローリングシートも取り付け可能なので、洗濯じゃなくて使い捨てにしたい!という場合も低コストでできます。
ブラーバジェットの場合、本体に付属するのは使い捨てパッドのみなので、使い切れば替えを買う必要があります。
ブラーバジェットの使い捨てパッドは10枚で約900円とお高め。
1回90円かかると思うと、使い捨てにするのがもったいない価格ですよね・・・せっかく掃除の手間が減るのに、お金がかかっては掃除しづらくなって本末転倒。
でも、解決策はあります!純正ではありませんが、洗濯可能な替えパッドがあるんです。パッドを洗う手間は増えますが、これならランニングコストを抑えられます。私も使用していますが、汚れ落ちは問題なし!パッドについた汚れも簡単に取れるので使いづらさもないです。
ブラーバジェットの強み
ブラーバジェットは250の1種類です。
ブラーバと比べてどんな強みがあるのか確認しましょう。
●ブラーバよりも小型で小回りが利く

●本体サイズの比較
ブラーバジェット 幅178㎜×奥行き170㎜×高さ84㎜
ブラーバ 幅244㎜×奥行き216㎜×高さ79㎜
ブラーバジェットの方が、一回り小さく狭いスペースの掃除が得意。
トイレや洗面所、テーブルやイスの脚の周りなどもスイスイ掃除してくれます。
なので、部屋が狭い・ものが多い方はブラーバジェットの方が使いやすいと思います。
●ブラーバよりも汚れ落ちがさらにいい

ブラーバジェットは、水をジェット噴射してパッドを細かく振動させながら床を拭きます。
なので、食べこぼしなどのこびりついた汚れにも強いです。
さらに、運転モードは汚れの量に応じて3つから選べるので、より状態にあった掃除ができます。
●ウェットモップモード
水を噴射しながら同じところを3回念入りに拭くモード。掃除の間隔があいたときはこれ。
●ダンプスウィープモード
水を噴射しながら1度拭きするモード。通常はこれ。
●ドライスウィープモード
からぶきモード。軽い掃除や仕上げ拭きにはこれ。
掃除を長期間さぼってしまったときにウェットモップモードを使うと、一気に床がきれいになって部屋が明るくなりますよ。
旦那もすぐに気づくレベルです(笑)
追記・ブラーバジェットの新作登場!
2019年7月にブラーバジェットm6という新作が出ました。
ルンバのように自動充電、Wi-Fi対応機能も備えた最上位機種です。ドライモード・ウェットモードともに60畳対応なので、広い部屋でもOK!
価格はグッと上がりますが、それに見合った機能が満載です。
我が家の結論は・・・ブラーバジェット!!

以上を踏まえて、我が家はブラーバジェットを選びました。
ひとつ前のブラーバジェット240というモデルです。
ちなみに240は現行モデルの250と機能は全く同じ!付属品に違いがあるだけです。
ブラーバジェットを選んだ理由は、全面フローリングで部屋は狭い・ものが多いし、子どもも旦那も裸足で歩くので床の曇りも気になっていたからです。
結果、とても満足しています!買ってよかった。
週に1回は運転することでいつも床はピカピカ。裸足で歩くのが気持ちよくて、私も夏場はスリッパなしが普通になりました。
ブラーバジェットを導入したことで、これまで掃除にかけていた時間も半減!月に2時間、年間で24時間は浮きました。
その時間で子どもと遊んだり、読書などの自己投資をしたり、のんびり過ごして元気をチャージしたり。
ブラーバを動かすために床に物を置きっぱなしにしないようになったし、掃除にかける時間は減ったのに、これまでよりも部屋がきれいになり心に余裕ができました。
我が家のお掃除番長ブラーバジェットの詳しい使い方は「ブラーバジェットのメリット・デメリット【時短家事】【床が気持ちいい】」で紹介しています。
まとめ
ルンバ・ブラーバの違い、そしてどれが自分に適しているかわかりましたか?
あらためてチェック!
●こんな人にはルンバがおすすめ!
・部屋の床は畳・ラグ・カーペットだ
・自動で掃除機をかけてほしい
・とにかく掃除は丸投げしたい!
●こんな人にはブラーバがおすすめ!
・部屋の床はフローリングだ
・自動で床を拭いてほしい
・部屋が広い
・定期的に掃除できる
●こんな人にはブラーバジェットがおすすめ!
・部屋の床はフローリングだ
・自動で床を拭いてほしい
・部屋が狭い・ものが多い
・小さい子供がいる
・掃除をさぼりがち
部屋の状況、お掃除ロボットに求めるものから、どれがあっているのかを選びましょう。
お掃除ロボットがいる生活は思った以上に快適です。あなたにあう最高のパートナーが見つかりますように!
やっぱりまだ悩む!という方はレンタルして実際に使ってみましょう!
ルンバ・ブラーバ・ブラーバジェットどれでも4,000円からレンタルできます 。実際に自分の部屋で問題なく使えるのか確認できるのでかなり価値がありますよ。
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