必死に過ごすうちに一日が終わってしまうワーママさん、本当に多いです。
でも、仕事と家事・育児の両立って実は難しくないんです。
どうすれば仕事と家事・育児を両立できるのか、私の実例をもとにお話しします。
この記事を見れば、余裕ができて忙しい毎日も楽しむことができますよ。
目次
全てを両立させる方法

ズバリ、全てを両立させる唯一の方法は「時間を確保する」こと!
「そりゃ時間があったら誰でもできるよ!」「時間がないから困ってるんじゃん」と思うかもしれません。
でも、みんな平等に一日は24時間ありますよね。その中で仕事・家事・育児を余裕でやっている人もいます。
じゃあなぜあなたはできないのか?
「時間を確保する」ということは、言い換えれば「自分でなくてもできることはやらない」「他の人やモノに任せる」ということです。
なんとなくイメージできてきましたか?
次に「両立できていない人」の特徴を確認してみましょう。
両立できる人・できない人の違い

あなたもこんな「両立できていない人」になっていませんか?
●両立できていない人の生活
・仕事はいつも必死でやっているけど空回り。栄養ドリンク必須!同僚と仕事の情報共有ができていなくて、急に休んだ日は会社から何度も電話がかかってきてしまう。
・育児は保育園におまかせ。家では家事や残っている仕事ややることが多すぎて子どもゆっくり過ごしたいのにできていない。
・「時間がない!」が口癖で、家事は最低限こなすのがやっと。休日はたまった家事の消化で忙しくて全然休まらない。
→いつも余裕がなくて必死。余裕のなさから家庭内の空気も悪くなりがち。仕事・家事・育児を楽しむという発想ももてない。
「私のことだ・・・」と思いましたか?
でも、大丈夫!
時間を確保するための行動をすれば両立できます。
両立できるとこうなります。
●両立できている人の生活
・仕事は定時で終了。常に他の人と進捗共有をしているので急なお休みでも問題なく仕事はまわる
・育児は保育園・夫と一緒に取り組む。家では一緒に遊んだり、出かけたり子供と向き合うことができている。
・家事は時短できるアイテムを取り入れたり外注したりして、無駄な時間を消費しない
→余裕があって穏やか。夫婦げんかもないし家族でいることが楽しくなる。
比べてみると全然違いますね。
私は元々「両立できていない人」でした。
毎日必死で余裕なんてなくて、すべて自分で抱え込んで自滅するパターン。
でも、それって誰も得しないと気づいたんです。
私もしんどいし、そんな妻を見ている夫も、いつも忙しそうにしているママを見ている子供も。
そこからは自分の行動一つ一つを振りかえって「これは本当に自分がやるべきことなのか?」を問いただしていきました。
その結果、今は「両立できる人」になりました。
毎日の仕事・家事・育児を楽しみながら、余裕をもってやっています。
では、具体的な「時間を確保する方法」を見ていきましょう。誰でもできる方法ばかりですよ。
時間を確保するためにやるべき3つの行動

時間を確保するためにやるべき行動はこの3つです。
●時間を確保するための3つの行動●
・自分がやらないことを決める
・徹底的に時短アイテムを導入
・他の人にやってもらう
やらないことを決める

まずは、自分がやらないことを決めます。これが一番重要!
TO DOリストは作っても、NOT TO DOリストを作ったことないですよね?
人は「やるべきこと」に目を向けがちで「やるべきでないこと」はあまり意識しません。
意識的に「やるべきでないこと」を決めれば、必要な行動の数が減り、時間の余裕が生み出されます。
具体例を見てみましょう。
仕事の場合
私は残業をしません。育休明けから完全に残業をなくしました。
突発的にどうしても必要なら別ですが、そもそも定時退社できるように仕事を終わらせることは当たり前ですよね。
特に、残業代目的の居残りや付き合い残業のような生産性のない残業は本当に無駄です。
もしやっているなら即やめましょう。
定時で仕事を終えれば、子供と過ごす時間がとれます。副業でさらに稼ぐことも可能だし、ゆっくり体を休めて明日に備えることもできます。選択肢が広がりますね。
また、仕事を一人で抱え込まないことも大事。
自分の仕事の進捗は必ず上司・同僚と共有します。
子供の体調不良などで急に休むときに、他にわかっている人がいないとかなり迷惑をかけてしまいます。
報告・連絡・相談はもちろんデスクを整理しておいて、他の人でも必要な時に必要な情報を確認できる状態にしておきましょう。
家事の場合
私は「洗濯物干し」と「布団の上げ下ろし」をやめました。
特に、洗濯物干しは時間も労力もかかるし、その間暑い・寒い屋外にいるのもストレス。この時間は無駄だなとずっと思っていました。
そこで、育休明けのタイミングでドラム式洗濯乾燥機を導入することにしました。
その結果、「干す」作業が全くなくなり年間120時間も余裕ができました!
使い勝手やデメリットは「ドラム式洗濯機で年120時間以上の時短【デメリットも確認】」からチェックしてくださいね。
ついでに、布団の上げ下ろしも「これって意味あるのか?」と思っていたので変更!
そもそもマットレス+敷布団で寝るのをやめました。
ベッドは場所をとるし子供が落ちるリスクもあったので避けて、1枚で使える3つ折りマットレスだけにしました。
マットレスだけならたたむのも数秒だし、たてておけば通気性も確保&床も空きます。
これで年48時間も浮いたのでやってみる価値あると思います。
詳しくは「敷布団を無くしたら年48時間の時短になった!」を参考にしてください。
浮いた時間で読書をして仕事に活かしたり、子どもとゆったりお料理をしたり、運動をしてリフレッシュしたり、とても有益な時間を過ごしています。
家事は仕事と違って全て自分の裁量で決められます。
なので「やるべきでないこと」をやめるハードルは低い!
自分はどう時間を使いたいかを考えて取捨選択しましょう。
育児の場合
おむつ用のゴミ箱は使いませんし、うんちをわざわざトイレに流すこともしません。
使用済みおむつは丸めて防臭袋に入れ、普通のゴミ箱にポイで終了です。
匂い問題さえ解決できればOKなので、最短の手順で処理できるようにしています。
あた、おもちゃやおむつ・服は子供が自分で出し入れできる状態にしているので、私が手を出すことはありません。
育児は細かい作業の集合体なので、こういった小さな時間の節約が大きく影響してきますよ。
徹底的に時短アイテムを導入

先ほど話したドラム式洗濯乾燥機だけでなく、食洗機・床拭きロボットなど家事の手間を減らすものは積極的に利用しています。
特に食洗機は毎日大活躍!
「食洗機で年60時間の時短!【7つのメリット・デメリット】」にも書きましたが、食後にバタバタと片づける必要もなく、時間にゆとりが生まれました。
もちろんお金はかかりますが、その分稼げばOK!
お金は使っても稼げばいいだけですが、時間は取り戻せません。
自分が必要だと思うものには投資して「時間を生み出す」という考えは大事です。
他の人にやってもらう

ここまでの過程で、やるべきことはかなり絞られてきたと思います。
次に、残りの作業について「そもそも自分がやらなければいけないことなのか?」を考えてみましょう。
自分でなければいけないことって案外少ないです。
他の人でもOKならどんどん手を借りましょう。
夫
夫が休みの日は子供の送り迎え・お風呂掃除・子供との入浴はほぼ夫が全てやっています。
普段過ごせない分、子供とコミュニケーションをとってほしいのもありますが、シンプルに全てを私がやる必要はないと思っているからです。
私は、その時間を自分のリフレッシュに使って息抜きしたり、家計の見直しなど家族のためになることをしたり、進めておきたい仕事をしたりします。
元々夫はこちらから頼んだことしかしないタイプでした。
協力的でないというよりは、何をしたらいいかわからないという感じ。
なので、夫にやってほしいことを随時伝え続けました。
やってくれたことには全力で感謝して褒めたたえます(笑)
想定したレベルに達していなくてもまずは褒める。
自分でリカバーする方が早ければ自分でやるし、今後も続くと困るな・・・というものなら共有して再発を防止します。
これを続けていくことで、夫も休み日は自発的に動いてくれるようになりました。
もちろん夫に余裕がない時は私がやっていますが、それでも月1回程度だと思います。
外注
例えば、エアコン掃除。自分でやると時間も手間もかかります。
その上、においやカビなど健康面への不安もあります。
特に、小さい子供がいるとアレルギーなども心配ですよね。
自分で試行錯誤して時間を浪費するよりも、お金を払ってプロに頼めば短時間で完璧にしてくれます。
他の家事もそうです。
例えば、家事代行のベアーズは思ったよりもリーズナブルですし、ちゃんと研修を受けたスタッフさんが来てくれるのでクオリティも問題なし。
掃除だけなく、料理の作り置きや買い物など、様々な家事をお願いできます。
家事は「やろうと思えば誰でもできることの集まり」なので、なんでも「自分でやらなきゃ」と思いがちです。
でも「他の人の手を借りる」という選択肢をもてば、家事のハードルは一気に下がります。
ただでさえワーママは仕事と育児で忙しいのですから、家事ぐらい人に頼ってくださいね。
子ども
子どもが小さいうちから遊び感覚で家事に参加してもらいましょう。
マスターするまで時間はかかるけれど、かなりの戦力になりますよ。
例えば、うちの子は2歳から以下のことをやっています。
●娘が2歳からやっていること
・お米の計量
・炊飯ボタンを押す
・卵を割ったりトマトのヘタをとるなどの下ごしらえ
・食器をシンクまでもっていく
・脱いだ服を洗濯機に入れる
・洗濯物をたたむ
・たたんだ服を衣装ケースにしまう
・お掃除ワイパーをかける
最初は全然できないし、親も途中で手を出したくなりますが、そこはグッと我慢。
何度も挑戦しているうちにできるようになるのが嬉しくて、今では自分から「わたしがやる!」と手伝ってくれています。
一緒に家事をすれば、ママの負担が減るだけでなく子どもの成長にもつながります。
少しずつでいいので、子供に家事を教えてあげてはいかがでしょうか?
まとめ
仕事・育児・家事は全て生きていくうえで大事なことです。
でも、全てに時間をかけて全力投球は不可能。
自分の基準で取捨選択して、時間を確保し人生を楽しんでいきましょう!

